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CMJと連携した「OurPhoto」。協業から生まれたシナジー(前編)


Our Photo株式会社 代表取締役 平野歩

「家族の思い出を、美しい写真に残したい」。そう思う方も少なくないだろう。しかしながら、プロのカメラマンに撮影を依頼するのはまだまだ敷居が高い。高い費用を要する上に、かしこまった服装で写真館に足を運ぶのが一般的だ。写真館では似たような背景、同じようなポージングで撮影するのが通例。日常にある思い出を写真に残すことはできない。そんな不満を解決するサービスが「OurPhoto(アワーフォト)」だ。

「OurPhoto」はプロ、もしくはそれに準ずる技術を持ったカメラマンと、写真を撮ってもらいたい依頼者をつなぐプラットフォーム。相場の半額以下の価格で依頼できる上に、フォトグラファーが撮影現場に足を運んでくれる。今年の2月には「crewwコラボ」を通じてキヤノンマーケティングジャパン(以下、CMJ)との協業が決定し、サービス拡大に向け邁進中だ。今後の世界進出に向け「もっと気軽に写真が撮れる世界を創りたい」と話す平野歩代表と、「OurPhoto」と協業して市場拡大を狙うCMJの齋藤氏にお話を伺った。

「プロに撮ってもらう」をよりカジュアルに

―― まずは、起業したきっかけについてお伺いしてもよろしいでしょうか。
平野歩(以下、平野):もともと、私は大手印刷会社に勤務していました。主に写真撮影の仕事に従事していたのですが、写真を一枚撮影するコストは低くなっているのに、撮影にかかる費用は安くならない業界構造に疑問を感じていたのが起業のきっかけです。現状、一般の人がプロのフォトグラファーに撮影依頼をすることはほとんどなく、写真館に足を運ぶのが通例。「もっと気軽にクオリティの高い写真が撮れたらいいのに」と思い「OurPhoto」を創業しました。

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―― 「OurPhoto」はどのようなビジネスモデルになっているんですか?
平野:「OurPhoto」はフォトグラファーと写真を撮ってほしい依頼者をつなぐプラットフォームです。フォトグラファーはプロから、それに準ずる技術を持ったセミプロやアマチュアまで全国に400名程が登録しています。フォトグラファーによって異なりますが、最低価格は6千円。業界の相場がおよそ3万円なので、幅広い層の方々に様々なシーンで利用していただいています。

―― たとえばどのようなシーンで利用されていますか?
平野:カジュアルなシーンで一例を挙げると、家族のちょっとしたイベントごとや結婚記念に写真を撮ってほしいという依頼が多いです。また、女子会にフォトグラファーが呼ばれるといったこともあります。フォーマルな場であれば、七五三や成人式での撮影などでもご利用いただいていますね。これまでは記念日だけに需要があった「プロに写真を撮ってもらう」というサービスが、日に日に身近な存在になっているのを感じています。

「OurPhoto」が選ばれる理由

―― 競合他社も少なくないと思いますが、「OurPhoto」が選ばれる理由はどこにあるのでしょうか?
平野:第一に依頼の気軽さです。価格が安く、ウェブサイトから気軽に撮影依頼ができるため、よりカジュアルなシーンで利用することができます。たとえば、離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんと食事に行く機会や、花見や紅葉など季節毎のアクティビティーでも利用可能です。写真スタジオではできなかった“日常の思い出を美しい写真に残す”ことができるのも選ばれる理由だと思っています。

また「OurPhoto」のユニークな点は、様々なバックグラウンドを持ったフォトグラファーが所属していることでしょうか。普段は会社員をされている方が「週末フォトグラファー」として活動されていたり、本業がモデルの方もいます。同じ共通点を持つ人であれば撮影前の緊張も和らぎますし、モデルの方に撮影を頼めばポージングを教わることもできるんです。

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―― 依頼者がフォトグラファーを選べるのは大きな利点ですね。
平野:おっしゃる通りです。フォトグラファーは人によって得意な撮影方法が異なりますし、値段も違います。用途に応じて数多くのフォトグラファーから好みによって選べる上に、過去の撮影実績によってスコアがつけられています。シーンによって自由に選べるのは、ユーザーにとって非常に大きなメリットになっていると思います。

―― 撮影依頼者はもちろん、フォトグラファーの活躍の場も広がりそうです。
平野:起業した背景に「フォトグラファーの活躍する場を増やしたい」という思いもありました。カメラが好きで、プロ並みのスキルを持つ方は大勢います。とはいえ、フォトグラファーとして生計を立てるには、独立して専業フォトグラファーにならなければいけない場合がほとんど。つまり、「綺麗な写真を撮ってほしい」「独立とまではいかずとも、写真で収入を得たい」という2つのニーズが満たされていませんでした。依頼者だけではなく、フォトグラファー側からサービス認知を促せるのも「OurPhoto」の強みです。
 
OurPhoto [アワーフォト]:https://our-photo.co/
ライター:オバラミツフミ
 
―― 後編の記事はこちら
 
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株式会社ドウシシャ
CMJと連携した「OurPhoto」。協業から生まれたシナジー(後編)