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自らつくりだす新しい出会い方、新しい働き方


株式会社レレレ 代表取締役 山本大策

空き時間に気軽にお茶できるサービス「CoffeeMeeting」や、気軽に空き時間を売買できるサービス「TimeTicket」といったサービスの運営を通じて、人と人との新しい出会いをつくってきた株式会社レレレ。

これらのサービスは、企画・デザイン・プログラミング・運営、すべてが代表の山本の手によってつくられ、リリースされている。

なにか、誰かとつくりたい、に応える「InstantTeam」

―― つい先日、2016年4月5日に「InstantTeam」をリリースしましたよね。おめでとうございます。

ありがとうございます。インスタントチームは気の合う人と緩く繋がる新しいコミュニティサービスで、スタートアップ、勉強会、サイドプロジェクト、趣味のチームを気軽につくることができます。

―― コミュニティサービスですね。特徴はどんなところにありますか?

「緩く繋がる」というのが肝なんです。というのも、β版の時に、「空き時間を有効活用しよう」という、少し意識の高さを求めるニュアンスのキャッチコピーにしたらうまく伸びなくて、コピーを変えたら伸びたんです。

登録してくれたユーザーは想定よりアクティブなので、登録者の母数を大きくすることが現状の課題なので、これからもっと登録しやすくします。

InstantTeam
気の合う人と緩く繋がる新しいコミュニティサービス「InstantTeam」

知見を実践で身に付け、サービスをブラッシュアップ

―― 「InstantTeam」以外にも、「CoffeeMeeting」や「TimetTicket」といったユニークなサービスをリリースしていますが、これらに共通するものは、「人と出会って、時間を有効活用する」ということですよね。こういったサービスのアイディアがあって、元々、起業したかったのでしょうか。起業に至るまでの経緯を教えてください。

大学卒業後、 カルチャーに興味があったこともありマスコミ志望でしたが、それは叶わなかったんです。そこで就職したのが、株式会社富士総合研究所(現みずほ情報総研株式会社)。このキャリアだと手に職がないと話にならないだろうと考えて、上司にお願いして、SEになりました。とはいえ、ディレクター的なことで、自分が手を動かして開発するということにはならなかったです。

2005年頃に「mixi」や「はてな」を見ていて、とても面白いと思ったのをきっかけに、個人的に自分が使いたいサービスをつくりはじめました。それがあって、2006年にフィードパス株式会社、2009年に株式会社リクルートメディアコミュニケーションズで開発職に就くことができました。 そんな風に企業に勤めつつ、個人的にサービスはつくっていたものの、最初は全然うまくいかないんです。

―― それは他に仕事をしているからうまくいかない、というのではないですよね?

はい。知見が自分に足りなかったからです。トライアンドエラーを繰り返して、PRや拡散の仕方、キャッチのつけ方がうまくなっていきました。会社のなかでつくりたいサービスを生み出していくのもひとつの手段ですが、自分の責任100%という環境のなかでやると自分の実力も分かります。

―― やはり、つくり続けていくと、開発はうまくなりますか?

そうですね。どんどん要領を得ていきます。それと、やるべきところまでやり切る胆力がつくんですね。以前はリリースしてダメだと諦めていました。それが手を加えていくことで潮目が変わるというのが分かってきたので、プロダクトマーケットフィットができるようになっていきました。

そうこうして軌道に乗ったサービスが、2012年2月にリリースした「CoffeeMeeting」。コーヒー1杯を飲む時間を一緒に過ごしたい人と出会えるサービスなのですが、これがうまく広がりだしたので2012年5月に株式会社レレレを設立しました。

TimeTicket
コーヒー1杯を飲む時間を一緒に過ごしたい人と出会えるサービス「CofeeMeeting」

その後は、2014年7月、空き時間を売買できるサービス「TimeTicket」をリリースしました。facebookのユーザーと相性が良かったのだと思いますが、拡散の勢いも強く、「TimeTicket」ではリリース後3ヶ月で約5,000枚のチケットが発行され、売れた時間の合計も1,000時間を超えました。

TimeTicket
空き時間を売買できるサービス「TimeTicket」

人の魅力を知るからこそ、束縛せず、自由に集まりたい

―― 人と協働することが好きで、幾つもサービスを展開していくと、社員を増やす方にも関心が行くと思いますが、複数人の会社にしないことにポリシーはありますか?

今はそのタイミングではないということが最も大きいです。

あとは「ひとつの会社でフルタイム」という働き方が、必ずしも現代の都会で働く若年層にフィットしているとは思いません。特にITの分野はプロジェクト毎に動いていく方が自然ですし、出社する必要がないことも多いですよね。会社で働きながら、「InstantTeam」でサービスを始めて、軌道に乗り始めたら起業するというのを提案したいというのもありました。今回の「InstantTeam」の先にあるものは、新しい働き方の提案ですね。

それに僕のやっているサービスは、どれもいろんなところに営業をかけてやっていくものではないんだろうというのもあります。組織の維持や意思に引きずられてサービスをダメにするようでは本末転倒なので、ひとりで、コワーキングオフィスに行くところに落ち着いています。


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TimeTicket
InstantTeam

 


自力で切り拓き続けた道の先にあった起業という選択
スタートアップとのコラボは 人と人のつながりから始まる